SEO対策として意識されるキーワード出現率(キーワード比率)を簡単に算出する方法として、マーケ部でおすすめのキーワード出現率チェックツールを4つご紹介します。
また、キーワード出現率チェックツールを使う際に注意すべき点もページの最後にお話ししていますので、最後まで読んで頂けたらと思います。
まずはおすすめのキーワード出現率チェックツールからご紹介します。
マーケ部がおすすめするキーワード出現率チェックツール
マーケ部がおすすめするキーワード出現率チェックツールとしていますが、選定基準として「WEBマーケターで使っている人が多い」という点を基準に選定しました。
ohotuku.jpのキーワード出現率チェック
https://ohotuku.jp/keyword_ratio/
まず初めに紹介するのがohotuku.jpのキーワード出現率チェックです。
SEO対策のサービスを提供している株式会社ディーボが提供しています。
URL、キーワード、キーワード出現率目標、表示件数を入力し、キーワード出現率を解析します。
ohotuku.jpのキーワード出現率チェックは構文解析の精度は比較的高いものの、この単語を名詞として扱うように指定出来ない点は少し不便です。
もし、ohotuku.jpのキーワード出現率チェックを使ってキーワード出現率(キーワード比率)を計測する場合は、もし名詞が別れてしまった時に自分なりのルールを決めておく必要があります。
また、URLの階層が深いとエラーとなるため、万が一エラーとなる場合は他のツールを使用しましょう。
もう1点注意事項があります。httpsだとエラーになります。
この場合はsを消してhttpにすると計測出来ます。
ファンキーレイティング
https://funmaker.jp/seo/funkeyrating/
次に紹介するのはファンキーレイティングです。
システム開発などを手掛けているアンドバリュー株式会社が提供しています。
URL、キーワード(3つまで)、キーワード出現率目標(3つまで)を指定し、キーワード出現率(キーワード比率)を解析します。
ファンキーレイティングも評価としてはohotuku.jpのキーワード出現率チェックとほとんど同じ。
構文解析の精度は比較的高いけれど、この単語を名詞として扱うと指定出来ない点は少し不便です。
ファンキーレイティングはテキストでも解析できるため、記事の公開前にキーワード出現率(キーワード比率)をチェックすることが出来ます。
さらにファンキーレイティングは階層が深くてもエラーとならないため、ohotuku.jpのキーワード出現率チェックでエラーとなった場合はファンキーレイティングの方がおすすめです。
高屋のキーワード出現率チェック
http://seo-takaya.com/keywords.php
次に紹介するのは高屋のキーワード出現率チェックです。
昔からWEBマーケティングに携わっている方は高屋のキーワード出現率チェックを使っているという人もいるでしょう。
URLを入力するだけでキーワード出現率(キーワード比率)を解析することが出来ます。
この高屋のキーワード出現率チェックもこれまで紹介した2つのツール同様、構文解析の精度は高めです。
単語を強制的に名詞として扱うことが出来ない点も同じ。
この3つに関してはお好みというレベルです。
おうち稼ぎ.comの記事キーワード出現率チェック
https://kiji-writer.com/word_check/
最後に紹介するのはおうち稼ぎ.comの記事キーワード出現率チェック。
インターネット広告をの会社、株式会社プロペディアが提供しています。
このおうち稼ぎ.comの記事キーワード出現率チェックに関してはこれまで紹介した3つのツールとは少し使い方が違います。
キーワード出現率(キーワード比率)をチェックしたいテキスト、強制的に名詞として扱う単語を入力し、キーワード出現率(キーワード比率)を解析します。
マーケ部ではキーワード出現率チェックツールを独自に開発して使用していますが、おうち稼ぎ.comの記事キーワード出現率チェックはそのツールに近いです。
何より、強制的に名詞として扱う単語を入力できる点が他のツールと比べて非常に優秀です。
解析の精度も高いので、テキストの貼り付けや名詞の指定が面倒でなければ、おうち稼ぎ.comの記事キーワード出現率チェックが一番使いやすいかと思います。
次はキーワード出現率チェックツールを利用する際に注意すべき点についてお話します。
キーワード出現率チェックツールを利用する際に注意すべき点
キーワード出現率チェックツールをコロコロ変えてはいけない
キーワード出現率チェックツールを利用する際に注意するべきなのは「キーワード出現率チェックツールをコロコロ変えない」ということ。
Aのツールを使っていたときは上位表示していたのに、Bのツールに変えた途端上位表示しなくなったというのは割とある話です。
なのでキーワード出現率チェックツールを途中で変更するのは止めましょう。
キーワード出現率チェックツールは長く利用できるものを使う
WEBサイト運営はWEBサイトで集客出来なくなるまで続きます。
そのため、キーワード出現率チェックツールを途中で変更することのないように長く利用できるものを使う必要があります。
このページで紹介したキーワード出現率チェックツールについてはWEBマーケターが使っているものを中心に紹介しているため、安心して使っていけるでしょう。
キーワード出現率チェックツールで完璧な比率を出そうとしてはいけない
キーワード出現率チェックツールの解析は完璧なものではありません。
解析の粒度がツールごとに違うため、Aのツールでは単語と認識されても、Bのツールでは単語と認識されないということが頻繁にあります。
キーワード出現率チェックツールによっては単語として認識してほしいものを指定する機能があったりしますが、完璧を目指そうとするとかなり時間がかかります。
完璧を目指したとしても、そこまで数値が変わらなかったりするためキーワード比率を算出したいキーワードが1単語として認識されているかを確認する程度で良いでしょう。
以下の外部リンクについての記事をキーワード出現率チェックツールで解析します。
すると、リンクが8.33%、外部が4.42%、WEBが3.28%、サイトが2.15%、SEOが1.52%との解析結果が表示されます。
知りたいのは「外部リンク」という単語の語数であり、「リンク」という単語の語数ではありません。
リンクの8.33%と外部の4.42%を足せば良いかといえばそういう訳ではありません。
なぜなら被リンク・発リンク・アウトバウンドリンク・インバウンドリンクなどに含まれる「リンク」という単語も計測されてしまうからです。
こういうときは外部リンクを1単語として認識させる事ができるツールで指定することが大事です。
まとめ
ここまでおすすめのキーワード出現率チェックツールとキーワード出現率チェックツールを利用する上で注意すべき点についてお話しました。
キーワード出現率(キーワード比率)を意識するのは良いことですが、意識しすぎるのもよくありませんので注意しましょう。