CVR(成約率)とは「Conversion Rate」の略であり、Webサイトに訪れたユーザーがどの程度商品の購入やサービスの申し込みを行ったかを割合(パーセンテージ)で表したもの。
マーケターの間ではCVRの他にも「成約率は?」、「コンバージョン率は?」、「コンバージョンレートは?」、「どのぐらい成約してる?」など、たびたび会話に登場する。
これらの質問はすべてCVRについて聞かれているものである。
日本語では顧客転換率と訳されているものの、「顧客転換率は?」と話をしているマーケターは多くないため、頭の片隅に覚えておくぐらいで問題ない。
CVR(成約率)の計算方法
CVR(成約率)の計算式は以下のようになります。
CV数 ÷ セッション数 × 100 = CVR(成約率)
仮にあなたのWEBサイトが10000回閲覧されていたとします。
その内、あなたのサービスに100回申し込みがありました。
この場合のCVR(成約率)は以下のようになります。
100(CV数) ÷ 10000(セッション数)= 0.01
0.01 × 100 = 1%(CVR(成約率))
仮に10000回WEBサイトが閲覧され、その内100回の申し込みがあった場合のCVR(成約率)は1%という事になります。
CVR(成約率)を改善するには?
例として出した1%というCVR(成約率)は決して高い数字ではありません。
では、この数字を改善するにはどうすれば良いでしょうか?
結論としては2つしかありません。
CVR(成約率)1%という数字は、あなたのWEBサイトを見た99%の人はあなたの商品あるいはサービスに興味が無いか、興味はあるものの決め手に欠けたためあなたのWEBサイトを見ることをやめてしまった人です。
CVR(成約率)の改善方法1つ目はあなたのWEBサイトの閲覧者の属性を厳選すること。
あなたの商品あるいはサービスに興味が無い閲覧者を極力排除し、あなたの商品あるいはサービスに興味のある閲覧者だけが集まるよう、SEOないしリスティング広告などの内容を変更します。
CVR(成約率)の改善方法2つ目はWEBサイト自体を改善することです。
ヒートマップを使用してどこで閲覧者が離脱しているのか、どこを閲覧者が読み飛ばしているのかを確認し、改善につなげます。
WEBサイトの改善におすすめのヒートマップは以下の記事でお話しています。
改善の規模が大きくなりそうであれば改善自体をホームページ制作業者に任せたほうが良いでしょう。
何社かに話を聞いて、改善実績のあるホームページ制作業者に決めるのがおすすめです。