ホームページを制作する上で誰もが必ず気になるのが”ホームページ制作費”でしょう。
実際、これまで多くの店舗や企業のホームページを制作してきましたが
「予算はいくらでも出します!」
という企業は見たことがありません。
どの企業も予算が決まっていて、予算内で最大限のパフォーマンスを発揮してくれそうな個人または企業にお願いすると思います。
今回はホームページ制作時にやりがちな行動の一つ「値引きしてもらえませんか?」を言ってはいけないについてお話します。
ホームページ制作費を値引きしてを言ってはいけない2つの理由
1.ホームページ制作自体を断られることがある
ホームページ制作費を値引きしてを言ってはいけない理由の1つ目は制作自体を断られる可能性があるということ。
過去の経験から1つ例を挙げて説明します。
地元に半年後にケーキ屋をオープンする予定で、現在店舗工事中。
改装費に多くの予算を割いてしまったため予算は多くないものの、見た目の良いホームページが欲しい。
と、このような店舗オーナー様がいました。
ヒアリング時に予算感やイメージするホームページ、想いなどを聞かせていただき
「地元でNo.1のケーキ屋になり、いずれは全国展開もしたい!」
という高い目標をお持ちの方でした。
予算は20万円と、希望するクオリティを実現する上ではギリギリのラインでしたが、熱い気持ちに答えたいと思い1万円値引きさせていただき190000円で見積もりを出しました。
しかし、返ってきたのは「もう少し安くならないですか?」の一言でした。
その後、何度かお話したものの結果としてはホームページ制作自体をお断りすることになりました。
値引き交渉というのは良いホームページ制作会社との縁を切ることにもなるのでやめておいた方が良いでしょう。
2.サービスの質が落ちる
ホームページ制作費を値引きしてを言ってはいけない理由の2つ目はサービスの質が落ちるということです。
やはりビジネスである以上、利益が重視されるため利益の少ない顧客と利益の多い顧客が同等に扱ってもらえる事はありません。
本来はもう少し良いデザインの検討・提案が出来た所が省略される、よりホームページへの施策提案などが省略されます。
あなたの顔ともいえるホームページのデザインに大きな差が出てしまうため、値引き交渉はやめておいた方が良いでしょう。
最後に
ここまで値引き交渉をしてはいけない理由をお話してきました。
何十万円という金額なのでつい値引き交渉したくなる気持ちはわかりますが、そのしわ寄せは必ずどこかに現れてくるということも同時に覚えておいてほしいです。